DESIGN
【今週の花と器】バラ(ウェディングプラン)と〈NOTA&design〉の《ベース ライトシリーズ》|12月
December 5, 2022 | Design | casabrutus.com | photo_Reiko Toyama text_Yoshikatsu Yamato styling_Yumi Nakata
編集部が選んだデザインのいい器に、4人のフローリストが週ごとに季節の花を活ける新連載がスタート! 初回の担当は渋谷区西原の花屋〈フォレジャー〉店主のチーコさん。ホーリーな雰囲気の純白のバラは、気忙しい師走の心をすっきりニュートラルに整えます。バラをコンサバに見せずにグラフィカルなフォルムの器と馴染ませる。そんな生け方のコツを教えてくれました。
バラは「お花」らしくてフェミニンですよね。甘さを感じるお花だけで飾ると、自分の気持ちや普段の部屋にフィットしないなあというときは、葉っぱを加えると親近感を持ちやすいバランスになると思います。今回は、バラの茎の隙間を埋めるようにモミの葉を添えました。針葉樹は森の中に落ちていそうでワイルドな土の気配を感じるけれど、清潔感もある。だから、純白のバラと相性がいいのだと思います。
器との合わせ方としては、枝垂れるバンクシャーの葉っぱがポイントです。上向きに入るバラと器の間に、下方向に流れていく葉を入れることで「つなぎ」の役割をしてもらうイメージです。グラフィカルな強さがある丸い器が唐突に感じず、花と馴染んでくれると思います。壁掛けの花器は、コンパクトなお部屋に住んでいたり、子どもやペットがいる家など花瓶を倒してしまう心配がある方にもいいですよね。
器との合わせ方としては、枝垂れるバンクシャーの葉っぱがポイントです。上向きに入るバラと器の間に、下方向に流れていく葉を入れることで「つなぎ」の役割をしてもらうイメージです。グラフィカルな強さがある丸い器が唐突に感じず、花と馴染んでくれると思います。壁掛けの花器は、コンパクトなお部屋に住んでいたり、子どもやペットがいる家など花瓶を倒してしまう心配がある方にもいいですよね。
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