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1度は泊まりたい、沖縄のライフスタイルホテル5選【沖縄シティガイド】

February 8, 2023 | Travel, Design | casabrutus.com | text_Rie Nishikawa（Halekulani Okinawa）, Jun Ishida（EMIL NAKIJIN）, Kazumi Yamamoto（HOSHINOYA Okinawa）, Katsura Hiratsuka（MAKINA NAKIJIN）, Housekeeper（Hotel Anteroom Naha）

ラグジュアリーなリゾートホテルから個性的なヴィラ、アートで彩られたシティホテルまで。沖縄を訪れたら1度は泊まりたい、注目のライフスタイルホテル5選を紹介します。

・〈ハレクラニ沖縄〉｜リゾートホテルの概念を更新する、ワールドクラスのラグジュアリー滞在。

2019年オープン。設計は日建設計。インテリアはニューヨークを拠点とする〈シャンパリモーデザイン〉が担当。圧巻の眺望を誇る〈サンセットウィング〉のロビー。photo_Keisuke Fukamizu

海側から施設を望む。正面が〈ビーチフロントウイング〉、右に連なるのが〈サンセットウィング〉。手前に5棟の天然温泉付きヴィラがある。ランドスケープデザインは世界のビーチリゾート施設で実績のあるベルト・コリンズが担当。

夕陽が美しい沖縄本島の東海岸、飽和状態と思われていたエリアの絶好の立地。プールは全5ヶ所もあり、ビーチ近くのクワイエットプール、そして屋内プールには天然温泉も。写真は16歳以上限定の〈オーシャンテラスプール〉。

〈ハレクラニ沖縄〉が開業して以来、沖縄のホテル事情は一変した。最上級のラグジュアリーホテルの誕生に、ビーチリゾートの概念が変わりつつある。

何が違うのか。まずはその圧倒的な規模感だ。沖縄国定公園内として守られてきた自然の中で、その壮大な眺望や開放的なつくりは、どこにいても感じられる。またハレクラニの象徴であるオーキッドプールとビーチを望み、リゾート感あふれる〈ビーチフロントウイング〉と、雄大な東シナ海の夕陽を堪能でき、落ち着いた〈サンセットウィング〉というタイプの異なる2つの棟、さらにプライバシー重視の〈ヴィラ〉があり、目的や宿泊する人の構成にあわせた滞在が可能だ。

客室はすべてオーシャンビュー。スタンダードルームは50平方メートルと広々としたつくり。写真は〈プレミアクラブオーシャンフロント〉。インテリアの基調になる白は、時間により変化する白を表現した「Seven Shade of White（7色の白）」。優雅さを象徴するキーワードだ。

さらに、レストラン＆バーの充実度が挙げられるだろう。ミシュラン2つ星を獲得した東京・外苑前の人気フレンチレストラン〈フロリレージュ〉の川手寛康シェフがコンサルティングを務めるイノベーティブ〈SHIROUX〉（シルー）は、沖縄を代表するレストラン。また、よくメディアに取り上げられるのは〈SHIROUX〉だが、ハレクラニ伝統のレストランを継承するオールデイダイニング、日本料理やバーの完成度も高い。どこも席数に限りがあるので、客室と同時にレストラン予約をお忘れなく。